ISO9001:2008について

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ISO9001:2008 発行情報


ISO9001:2008 追補改訂版の発行について


  (1) ISO9001:2000 規格が改訂されISO9001:2008 追補改訂版として2008年11月15日に発行される予定です。また、ISO 9001:2008 追補改訂版のJIS和訳版であるJIS Q 9001:2008 ついては、2008年12月20日に改正されます。
今回改訂の目的は、2000年版のISO9001 に対して、
・規格要求事項の明確化
・公式解釈を必要とするような曖昧さを除去
・ISO14001 との整合性を向上
とされています。ただし、今回の追補改訂作業は、ISO9001の要求事項を追加するものでも、要求事項の意図を変更するものでもありません。原則として、組織の品質マネジメントシステムの構築・運用・維持管理への影響を最小限にとどめたものとなっています。しかしながら、この追補改訂版で規格の意図が明確になったことによって、ISO9001:2000 の本来の意図が正しく理解されていなかったことが判明した場合には、品質マネジメントシステムの運用等に関して見直しが必要となり、適切な対応が必要となる場合があります。
     
  (2) ISO 9001:2008追補改訂に関する検討の経緯や留意事項、主な変更点については、「ISO9001の2008年改訂について」(ISO/TC176の国内審議委員会である「品質マネジメントシステム規格国内委員会」が2008年8月に公開)をご参照ください。
参照文書:ISO 9001の2008年改訂について :JSA(PDF形式)

 

ISO9001:2008 発行に伴う認証の移行期間について


    ISO9001 認証の2000 年版から2008 年版への移行期間に関しては、ISO(国際標準化機構)とIAF(国際認定機関フォーラム)の合意による実施計画を、JAB(財団法人日本適合性認定協会)から2008年8月29日付で和訳したものが公表されています。
参照文書:ISO 9001の2008年版の移行期間について :JAB(PDF形式)

上述の公表文書によれば、ISO9001:2008 が正式に発行された後、24 ヶ月以内にISO9001 認証の2000 年版から2008 年版への移行を実施する必要があります。 また、ISO9001:2008 発行から1 年を経過すると、新規審査及び更新審査はすべて2008 年版で審査を実施する必要があります。 2000 年版の認証登録は、登録証に記載されている更新日や有効期限に拘らず、移行期間が終了した時点(ISO9001:2008 発行の24 ヵ月後)で無効となります。

 

QAICジャパンの対応について


 
  (1) 申請組織及びISO 9001:2000年版で認証をされている登録組織の皆様については、当社ではJIS Q 9001:2008 発行後、2008年版による審査に対応する予定ですが、実施に当たっては「審査日程のご連絡」にて、登録組織の皆様の移行審査のご希望をお伺いします。
     
  (2) ISO 9001:2008発行から12カ月は、ご希望に応じて2000年版または2008年版のいずれかで審査を行います。
     
  (3) ISO9001:2008発行から12カ月経過後は、2008年版で審査を行います。
     
  (4) 2008 年版への移行にあたっては、登録組織の皆様は、追補改訂で明確化された規格の
意図に基づいて現状のQMSを検証し、自社のQMSが2008年版に適合していることを確認してください。
     
  (5) 今後、英国本部より具体的な日程が決まりましたら、皆様には別途ご案内をさせていただく予定です。


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